アサクサノリ種焼海苔
佐藤海苔 和織

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商品番号:2300219
¥2,376(税込み)

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新海苔から潮の香がふわり。
江戸時代から変わらぬ幸福な一刻を!

向笠千恵子さんのオススメ!
冬に佐賀へ旅するなら飛行機がいい。高度が下がると眼下に有明海が広がり、海苔ひびの列、列、列が迫ってくる。生産量日本一の有明海でも横綱格の佐賀海苔の漁場だ。
 水面を埋めつくしているのは海苔網。この一角で、江戸前海苔の伝統を伝えるアサクサノリ種を島内啓次さん一家がつくっているかと思うと、
海のきらめきが一段と美しく見える。
 海苔は紅藻類アマノリ属で、普及したのは江戸時代から。江戸湾(東京湾)の遠浅の浜で、ひびに付いた海苔が発見され、それをヒントに養
殖が始まったのだ。また、よりおいしく食べようと、浅草名産の手漉き紙を真似て、薄くて四角いあの「浅草海苔」が誕生した。
 この半世紀、東京湾が開発されすぎたために、主産地は有明海に移った。海が栄養豊かで干満差が大きいので海苔養殖に恰好なのだ。だが、伝統のアサクサノリ種は香りよし、口溶けよしなのに海の病気に弱い。そこで、丈夫なスサビノリ種が進出してアサクサノリは今や絶滅寸前。
 それだけに、島内さんが丁寧に育てた海苔はパリッとしていて柔らかい。焼き海苔でくるりとご飯を巻けば、至福の朝ごはんタイムになる。


佐藤海苔の焼海苔は、島内さんの海苔に惚れ込んでいるだけに焼き方がとりわけ丁寧。
低温でじっくり乾燥してからパリッと焼き上げるので、海苔の旨みが生きているうえ海の香りに富む。


和織について
浅草で盛んだった手漉き紙を応用して誕生したのが「浅草海苔」。原料海苔にもアサクサノリ種という名が付いたが、病気に弱く収量が安定しないため、スサビノリ種に追われ、現在は絶滅危惧種に。だが、口溶けがよく香りが高いなど海苔本来のおいしさでは随一。こんな海苔づく
りに奮闘する島内さんファミリーに共感する佐藤海苔の製品が「和織」で、和織とはアサクサノリの繊細な美しさからの命名。また表示の板海苔とはシート状の意。

仕様

・内容量
板海苔 全型10枚×2袋
佐藤海苔

■住所 : 東京都台東区元浅草3-10-7(東京支店)

江戸時代よりのアサクサノリ種は、現在では海苔生産量の1%未満しかない。そんななか、佐賀市西与賀町の海苔漁師・島内啓次さんはうまい海苔をつくりたい一心で伝統品種の生産に励んでいる。

有明海の海苔養殖は潮の満ち引きを利用する支柱棚方式。ひびに張った網が干満により水面を上下し、いい具合に日光を浴びるので、柔らかく旨みが凝縮した海苔が育つ。環境にもやさしい。
【ご注文時の注意点です。必ずご確認ください。】
■のし・リボンアレンジ・メッセージカードは承れません。
■こちらは食品ですので、お客様のご事情での返品はお受けいたしかねます。
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